日経平均寄り付きは84円高、ロシア情勢進展に買い安心感
19日の日経平均株価は、84円46銭高の1万4495円73銭で寄り付いた。
前日のNYダウが88ドル高と続伸。ロシアと欧米の緊張は当面続くと見られるものの、プーチン大統領がクリミアのロシア編入に関する条約に調印したことで、混乱が一段落するとの見方が広がった。為替市場ではドル・円が101円台前半でもみ合っている。
個別では、来3月期の純利益が2.2倍に拡大と報じられたツガミ <6101> が買い気配でスタート。前2月期業績予想を上方修正したCFSコーポレーション <8229> 、前2月期の利益予想を上方修正したNaITO <7624> 、ADCMに関する物質特許が米国で特許査定を受けたナノキャリア <4571> なども買い気配となっている。
また、今3月期の純利益予想を上積みした旭化成 <3407> が急伸、前2月期の営業利益が最高益を更新したもようと観測されたハブ <3030> も大きく買われている。
一方、今3月期の最終赤字が拡大するとの見通しを発表した内海造船 <7018> や、今5月期の純利益予想を69%減に引き下げたアスクル <2678> が売り気配スタート。来3月期の営業利益が今期計画からほぼ横ばいと観測された日本電子 <6951> が急落している。(編集担当:片岡利文)
19日の日経平均株価は、84円46銭高の1万4495円73銭で寄り付いた。
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2014-03-19 08:30