【今日のドル円】関心が集まるFRB議長証言

本日は、米トランプ政権発足後初となるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)の議会証言(24:00)に市場の関心が集まっている。昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利見通しでは年3回の利上げ予想が示されている。また、今年1月に議長は「緩やかな利上げを継続すべき」としており、この見方に変化がないかがポイントとなるだろう。米労働市場が完全雇用に近い事や、足元でインフレが上昇基調となっていることを理由に早期利上げを示唆するようならば、ドルが買われる公算が大きい。
日足の一目均衡表の基準線(執筆時114.227円)を突破すると、115円の心理的節目を目指す一段高もあるだろう。ただし、トランプ政権の政策を見極めたいとして年3回の利上げに慎重姿勢を示す事があれば、ドル売りが優勢となる展開もありえる。市場の関心が集まる中、直後は神経質な展開となる可能性が高そうだ。
本日の予想レンジ:112.700-115.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
本日は、米トランプ政権発足後初となるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)の議会証言(24:00)に市場の関心が集まっている。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-02-14 09:00