内海造船が８．９％安、今３月期末配当は無配に

　内海造船 <7018> が売り気配でスタート。午前９時９分に１６円安（８．９％安）の１６４円まで売られている。 　同社は１８日引け後、今３月期の業績予想を修正した。 　売上高は２２２億円から２２５億円（前期比１６．９％減）に微増額したものの、営業赤字は１３億円から２０億５０００万円（前期は３０億６００万円の黒字）に、最終赤字は１３億円から２１億８０００万円（同１億９３００万円の黒字）に赤字幅が拡大している。 　造船業界で新造船の大量竣工が続いているため需給関係が改善されず、船価が低水準で推移しているうえに、資機材価格が高止まりの状況であることが影響したという。 　また、未定としていた期末一括配当を無配とすることについても発表している（前期は５円配）。 　内海造の昨年来安値は、昨年（１３年）６月２８日に付けた１５０円。（編集担当：片岡利文）