業績予想を下方修正したアスクルは一時3000円割れも直後に下げ渋る

 アスクル <2678> は、18日引け後に発表した14年5月期(13年5月21日―14年5月20日)の利益予想を下方修正したことを嫌気した売りが先行。午前9時17分には365円安(11.24%安)の2880円を付け、昨年(13年)12月16日以来の3000円割れとなったが、心理的フシ目を割り込んだことで押し目買いも流入。急速に下げ幅を縮小し、午前10時すぎにはプラスに転じる場面もみられた。  14年5月期の売上高は2500億円(前期比10.3%増)と従来通りの着地を見込むが、営業利益は60億円から40億円(同41.9%減)に引き下げている。日用品の通販サイト「LOHACO」の売上拡大に伴い、物流センターを再構築。先行投資を集中投下したものの、生産性が目標に到達せず、想定外のコストが発生した。(編集担当:宮川子平)
アスクルは、18日引け後に発表した14年5月期(13年5月21日―14年5月20日)の利益予想を下方修正したことを嫌気した売りが先行。
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2014-03-19 10:15