原油大幅上昇、今後の在庫量の減少が見込まれる

　火曜日、金は下落。ロシアのプーチン大統領の演説がリスクオン・オフの分岐点となった。 　クリミア半島のロシア編入について「ロシアから不可分な一部であり続ける」とし、クリミア半島の編入する方針を表明したことをうけ、金の売りが優勢となった。終値は１１．４安の１３５５．５ドル。 　原油は大幅に上昇。ロシアのプーチン大統領がクリミア編入を表明した際、「ウクライナのさらなる分裂は望まない」と発言したことを受け、軍事行動に対する警戒感が弱まった。さらに、クッシング州からヒューストンへの輸送能力が２倍余りになる予定で、原油在庫の減少につながることも、価格の上昇に拍車をかけた。（情報提供：東岳証券株式会社）