日経平均は続伸、日経寄与度の高い銘柄が指数を押上げ=長島和弘

■今日の動きから  3月19日の東京株式市場、日経平均株価は51円25銭高の1万4462円52銭と続伸となりました。円高を嫌気し反落していましたが、日銀黒田東彦総裁の講演で円安推移から買い直される展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は98、値下り銘柄数は112、変わらずは15。東証1部上場値上り571銘柄、値下り1082銘柄、変わらず142。全33業種中22業種が値下り。TOPIXは反落。マザーズも反落。東証REITは3営業日ぶりに反落となりました。  日経平均採用銘柄では、主力の日立 <6501> が7日続落、トヨタ <7203> が続落する中、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> やファナック <6954> 、KDDI <9433> などが指数を押し上げました。  相場を牽引するような銘柄はなくTOPIXは反落したものの、日経寄与度の高い銘柄が指数を下支えし、相場自体は底堅いとの感はあるが、外部環境に左右され先物主導で方向感に乏しい展開が続きそうだ。(執筆者:長島和弘)
相場を牽引するような銘柄はなくTOPIXは反落したものの、日経寄与度の高い銘柄が指数を下支えし、相場自体は底堅いとの感はあるが、外部環境に左右され先物主導で方向感に乏しい展開が続きそうだ。
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2014-03-19 16:15