日経平均は86円高スタート、買い一巡後は上げ幅縮小
20日の日経平均株価は前日比86円24銭高の1万4548円76銭で寄り付いたが、その後は上げ幅を縮小した。
FOMC(米連邦公開市場委員会)後の会見で、イエレン議長が量的緩和の終了から利上げ開始までの期間について6カ月程度になるとした。利上げの時期が想定以上に早いとの見方が広がり、ドル・円が102円台を回復。円の下落が日本株の支えになった。ただ、米国株安が重しになり、買いの積極性は乏しい。
個別では、除染廃棄物の減容化システムを開発と伝わった中外炉工業 <1964> が買い気配スタート。14年3月期の配当予想を上方修正した新家工業 <7305> も堅調。リチウムイオン電池を充電する電源システムを開発と報じられたオリジン電気 <6513> も買われている。
半面、14年3月期業績予想および配当予想を下方修正した川崎化成工業 <4117> は軟調。一部商品の自主回収を発表したブルボン <2208> もさえない。(編集担当:宮川子平)
20日の日経平均株価は前日比86円24銭高の1万4548円76銭で寄り付いたが、その後は上げ幅を縮小した。
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2014-03-20 08:30