【今夜の注目材料】米国では消費者物価指数に小売売上高

 東京市場のドル/円は、今日も114円台後半でもみ合う展開でした。  今夜のイベントラッシュを考えると様子見に傾くのは仕方がないのかもしれません。  まずはその欧米市場のイベントを確認しておきましょう。 3/15(水) 18:30☆ 2月英雇用統計 18:30   プラートECB専務理事、講演 20:00   1月南アフリカ小売売上高 21:30   3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数 21:30☆ 2月米消費者物価指数 21:30☆ 2月米小売売上高 22:45   ビスコ・イタリア中銀総裁、講演 23:00   3月米NAHB住宅市場指数 23:00   1月米企業在庫 23:30☆ EIA週間原油在庫統計 27:00☆ 米FOMC政策金利発表 27:00☆ FOMC、経済・金利見通し発表 27:30☆ イエレン米FRB議長、定例記者会見 29:00   1月対米証券投資動向 29:00☆ オランダ下院選投票終了 ※☆は特に注目の材料  米国では消費者物価指数に小売売上高というS級指標だけでなくFOMCも予定されています。  FOMCは利上げを発表する見込みですが、利上げ自体は織り込み済みのため、「今後の利上げペース」に市場の関心が集まっています。  そのため、経済・金利見通しやイエレンFRB議長の会見は見逃せません。  また、欧州では英雇用統計のほか、オランダ下院選挙が注目されています。  反EU政党である自由党(PVV)の獲得議席数に関心が集まるでしょう。  最終の調査では20-21議席と予想されており、第一党の座には届かない見込みとなっています。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:113.800-115.800円)(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、今日も114円台後半でもみ合う展開でした。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-03-15 16:45