朝日工業が軟調、大雪被害で最終赤字が大幅拡大

 朝日工業 <5456> が軟調。午前9時17分に15円安の1370円まで売られている。  同社は19日引け後、今3月期の業績予想を修正。売上高を450億円から435億円(前期比8.3%増)に減額しており、営業赤字は5億7000万円(前期は11億7600万円の赤字)を据え置き。最終赤字は18億1000万円から110億円(前期は14億8000万円の赤字)に大幅拡大した。  2月の大雪の影響で同社の製鋼工場が操業停止となったこと、同被害により鉄鋼建設資材事業において固定資産の減損損失を計上したことなどが要因となっている。また、肥料事業で消費税増税を見越した前倒し需要が拡大したことも含めたという。  また、これらの影響を織り込んだうえでの来期業績予想についても発表しており、売上高は415億円(今期予想比4.6%減)、営業利益は14億円を計画している。(編集担当:片岡利文)
朝日工業が軟調。午前9時17分に15円安の1370円まで売られている。
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2014-03-20 10:00