【今夜の注目材料】英国で一連の物価指標が発表

 東京市場のドル/円は、前日終盤のドル安の流れを引き継いで112.20円台まで売りが先行しましたが、実需のドル買いなどを支えに下げ止まると、112.80円台へと反発しました。  今後の展開が気になるところですが、まずは欧米市場のイベントを確認しておきましょう。 3/21(火) 17:30  香港2月消費者物価指数 18:30☆英2月消費者物価指数 18:30  英2月小売物価指数 18:30  英2月生産者物価指数 19:35☆ダドリー米ニューヨーク連銀総裁・カーニーBOE総裁、講演 21:30  米10-12月期経常収支 21:30  カナダ1月小売売上高 25:00  ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演 ----- EU財務相理事会(ブリュッセル) 3/22(水) 08:50  日本2月貿易収支  08:50  日銀金融政策決定会合議事要旨(1月30-31日開催分)  ※☆は特に注目の材料  ドル/円直撃系の材料は今夜も少なめです。  先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安の流れを変えるには材料不足かもしれません。  今夜のドル/円は、欧米株価や原油価格のほか、これらを受けた米長期金利の動向がカギになりそうです。  また、今夜は英国で一連の物価指標が発表されます。  先週のBOE理事会では、インフレ加速懸念を理由に利上げを主張したメンバーもいただけに、ポンドはこれらの結果に敏感に反応する事でしょう。  なお、英2月消費者物価指数は、市場予想によると前年比+2.1%と前月の+1.8%から伸びが加速する見込みです。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:112.300-113.200円)(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、前日終盤のドル安の流れを引き継いで112.20円台まで売りが先行しましたが、実需のドル買いなどを支えに下げ止まると、112.80円台へと反発しました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-03-21 16:30