川崎化は一時11%安、業績・配当予想を下方修正、4期ぶり最終赤字に
川崎化成工業 <4117> は午前9時38分に20円安(11.63%安)の152円を付けた。19日引け後に14年3月期業績・配当予想の下方修正を発表し、失望売りを浴びた。
売上高を199億円から193億5000万円(前期比11.0%増)に減額。営業損益は7000万円の黒字から1億7000万円の赤字(前期は300万円の黒字)、最終損益を7000万円の黒字から8000万円の赤字(同3億5000万円の黒字)に引き下げた。最終赤字は4期ぶり。また、期末一括配当も前期実績および従来予想の3円から2円に減額している。
無水フタル酸、可塑(そ)剤、パルプ蒸解助剤SAQなど、回復を見込んでいた主要製品の販売が想定よりも遅れた。設備トラブル発生による稼働率の低下や修繕費の増加も収益を圧迫した。(編集担当:宮川子平)
川崎化成工業は午前9時38分に20円安(11.63%安)の152円を付けた。
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2014-03-20 10:45