【今日のドル円】レンジ下抜けが確定的に

昨日のドル/円は、米国の株安と長期金利低下が重しとなり年初来安値をわずかに更新して111.50円台まで下落。今朝は節目の111.50円も割り込んで続落しており、直近レンジの下抜けが確定的となった。下値模索の動きが強まりやすい地合いと言えそうで、111.00円割れを打診する展開もあり得るだろう。
ただ、昨日までで日足が6陰連となったほか、20日移動平均との乖離は2円を超えて直近最大に近付いた。また、短期RSI(相対力指数、9日)は売られ過ぎを示す25%を一時下回るなど、短期間の下落に対する過熱感も出始めている。一方的に下落が加速する展開にはなりにくく、主要国の株価動向によっては112円台前半への反発もありそうだ。
本日の予想レンジ:111.000-112.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
昨日のドル/円は、米国の株安と長期金利低下が重しとなり年初来安値をわずかに更新して111.50円台まで下落。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-03-22 09:15