【株式市場】日本の金融政策にも期待強まり日経平均は終値で高値を更新
19日後場の東京株式市場は、円相場が引き続き1ドル104円台の円安基調で推移した上、日銀の金融政策決定会合が本日から20日にかけて予定されるため、米国FOMC(連邦公開開市場委員会)での超低金利継続に続く措置に期待が高揚。三井住友フィナンシャルグループ <8316> や東京建物 <8804> が年初来の高値を更新したまま推移し、パナソニック <6752> やマツダ <7261> も高値を更新したまま堅調。日経平均は一時304円02銭高の1万5891円82銭まで上げ、取引時間中の年初来高値1万5942円60銭(5月23日)に接近。終値では12月3日以来の高値更新。連動性の強いファーストリテイリング <9983> は高値更新。上場日2目の経営コンサルティング企業シグマクシス <6088> (東マ)はストップ高。
本日は新規上場が昨日と同数の4銘柄あり、東証1部に再上場となった足利銀行の持株会社・足利ホールディングス <7167> は公開価格420円に対し9時16分に451円で売買成立し初値。その後476円まで上げ、終値は432円。
ダイキアクシス <4245> (東2)は生活排水や産業排水などの処理設備の製造販売が中軸で、公開価格1300円に対し9時6分に1351円で売買成立し初値。その後は1390円まで上げ、終値は1290円。
ウィルグループ <6089> (東2)は家電量販店の販売支援などを行ない、売り気配で始まり、公開価格2870円に対し9時9分に2750円で初値をつけ、その後は高値2880円、安値2656円、終値も2656円。
シンプロメンテ <6086> (東マ)は外食店舗の厨房機器などの迅速な修繕を展開し、前場は買い気配のまま値がつかず、後場13時55分に公開価格950円の2.4倍になる2235円で売買が成立し初値。その後2490円まで上げ、終値は2063円。
東証1部の出来高概算は28億6293万株、売買代金は2兆8260億円。1部上場1774銘柄のうち、値上がり銘柄数は894(前引けは890)銘柄、値下がり銘柄数は692(前引けは708)銘柄。
また、東証33業種別指数は空運1業種を除く32業種(前場は電力・ガス1業種を除く32業種が値上がり)し、不動産、その他製品、保険、鉱業、石油・石炭などが高い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
19日後場の東京株式市場は、円相場が引き続き1ドル104円台の円安基調で推移した上、日銀の金融政策決定会合が本日から20日にかけて予定されるため・・・・。
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2013-12-19 15:45