ゴールドマン証がトヨタ紡織の目標株価を引き下げ

 トヨタ紡織 <3116> に対して、ゴールドマン・サックス証券が19日付でリポートを発行。目標株価を引き下げている。  北米における新型ハイランダー向けの生産トラブルについて、同証券では「収束に想定以上に時間がかかっている」とみており、このため、トヨタ紡織の今3月期の営業利益を従来予想から20億円減額、270億円とした(会社計画は280億円)。  来期については、対トヨタの価格交渉は追い風と見ているものの、新モデルの生産準備費用の発生などを見込んでおり、また、国内で消費増税特需の反動減も懸念されることから、営業利益予想を310億円から280億円に引き下げている。  同証券による投資判断は「売り」を継続。また、業績予想の引き下げもあり、目標株価を1100円から1000円に引き下げた。  トヨタ紡織の20日の株価は、朝方には一時プラスに転じる場面もあったもののの、ジリジリと値を下げており、午後0時32分に19円安の1006円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
トヨタ紡織に対して、ゴールドマン・サックス証券が19日付でリポートを発行。目標株価を引き下げている。
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2014-03-20 13:45