【今夜の注目材料】3月消費者信頼感指数や5年債入札の結果に注目

 東京市場のドル/円は、一時110.80円台まで上昇しましたが、期末を控えた本邦輸出企業などのドル売りに上値を押さえられてやや伸び悩みました。  このあとの欧米市場の動きに繋がる注目イベントを確認しておきましょう。 3/28(火) 20:00   マクチ・スロバキア中銀総裁、講演 21:30  米2月卸売在庫 22:00   米1月ケース・シラー住宅価格指数 23:00☆ 米3月消費者信頼感指数 23:00   米3月リッチモンド連銀製造業指数 23:10   ポロズ・カナダ中銀総裁、講演 24:30   ビスコ・イタリア中銀総裁、講演 25:45   ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演 25:50☆ イエレン米FRB議長、講演 26:00   米5年債入札(340億ドル) 29:30☆ パウエル米FRB理事、講演 ※☆は特に注目の材料  今夜は、イエレンFRB議長の講演が予定されていますが、演題は「低所得層コミュニティにおける労働力開発への取り組み」であり、質疑応答の設定もありません。  為替相場の手がかりにはなりにくそうで、本日のドル/円は、欧米の株式市場や米債券市場の動向を睨んだ展開となりそうです。  米債券市場といえば、3月消費者信頼感指数(のインフレ予想調査)や5年債入札の結果が長期金利の変動要因となる可能性があるため、気にしておきたいところです。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:110.000-111.200円)(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、一時110.80円台まで上昇しましたが、期末を控えた本邦輸出企業などのドル売りに上値を押さえられてやや伸び悩みました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-03-28 17:30