日経平均は大幅反落、3連休控えで処分売り=長島和弘
■今日の動きから
3月20日の東京株式市場、日経平均株価は238円29銭安の1万4224円23銭と大幅に3営業日ぶりに反落となりました。イエレンFRB議長の会見を受け、FRBの利上げ再開時期が市場の予想より早まるとの思惑が浮上し、米国株が3日ぶりに反落。3連休控えということもあり先物主導で売り優勢の展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は10、値下り銘柄数は213、変わらずは2。東証1部上場値上り176銘柄、値下り1578銘柄、変わらず44。全33業種が値下り。TOPIXは続落。マザーズも続落。東証REITも続落となりました。
日経平均採用銘柄では、2月の機械受注の回復傾向を手がかりにファナック <6954> が3連騰しましたが、主力の日立 <6501> 、トヨタ <7203> 、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> などが軟調展開となりました。
3月期権利付き最終日となる26日を前に処分売りが膨らんだもよう。不動産株をはじめ直近2月の安値水準を下回る銘柄も増えており、やや調整色を強めた感はあるが、突っ込み警戒感から期末を意識しリバウンドする銘柄も期待されよう。(執筆者:長島和弘)
3月期権利付き最終日となる26日を前に処分売りが膨らんだもよう。不動産株をはじめ直近2月の安値水準を下回る銘柄も増えており、やや調整色を強めた感はあるが、突っ込み警戒感から期末を意識しリバウンドする銘柄も期待されよう。
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2014-03-20 16:15