【今夜の注目材料】新興国では金融政策発表

東京市場のドル/円は、一時111.40円台まで上昇しましたが、日本株が軟調に推移する中で買いは続かず、午後には111.00円付近まで押し戻されました。
欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
3/30(木)
17:00 リーカネン・フィンランド中銀総裁、講演
18:00 3月ユーロ圏消費者信頼感指数・確定値
18:15 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
18:30 2月南アフリカ生産者物価指数
21:00☆ 3月独消費者物価指数・速報値
21:30 2月カナダ鉱工業製品価格
21:30 2月カナダ原料価格指数
21:30☆ 10-12月期米GDP・確報値
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
22:45 メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
-----☆ 南アフリカ準備銀行(SARB)、政策金利発表
24:00☆ カプラン米ダラス連銀総裁、講演
24:15 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
28:00☆ メキシコ中銀、政策金利発表
29:30☆ ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演
3/31(金)
06:45 2月NZ住宅建設許可
08:30 2月日本消費者物価指数
10:00 3月中国製造業PMI
※☆は特に注目の材料
今夜も、10-12月期米GDPなどの経済指標やダドリー米ニューヨーク連銀総裁などFRB要人の発言が数多く予定されています。
ただ、四半期末にありがちな手控えムードが市場を覆っているようで、昨晩もこれらに対するドル/円の反応は極めて限定的でした。
よほどのサプライズがない限り大きな反応は期待できそうにありません。
一方、新興国では金融政策発表が続きます。
財務相の更迭騒動に揺れる南アフリカは政策金利を7.00%に据え置く見通しであり、トランプ米大統領就任後に予想外の通貨高が進むメキシコは6.50%に利上げ(現在6.25%)する見込みとなっています。
(欧米時間のドル/円予想レンジ:110.600-111.700円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、一時111.40円台まで上昇しましたが、日本株が軟調に推移する中で買いは続かず、午後には111.00円付近まで押し戻されました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-03-30 16:30