[ベトナム株]三谷産業、富士通ベトナム子会社を買収へ

  情報システムや化学品事業を手掛ける三谷産業株式会社(石川県金沢市)は、大手電機メーカーの富士通株式会社(東京都港区)の100%出資子会社でプリント基板の製造およびプリント板ユニットの組立を行うFujitsu Computer Products of Vietnam(FCV)の出資持分50.00%を取得し、子会社を異動する。   取得価額は1500万USD(約16億6500万円)。契約締結日は4月末日、譲渡実行日は5月末日の予定。出資持分は小数点以下第3位を四捨五入しているため、三谷産業が持分の過半数を保有することになる。   三谷産業とFCV社は2014年8月、共同出資会社としてAureole unit-Devices Manufacturing Service(ADMS)を設立。車載向け樹脂成形品および複合ユニット製品(電子部品・樹脂成形品)の生産を行ってきた。現在、複合ユニット製品の本格生産および樹脂成形品の新規大型案件に対応すべく、7月の完工に向けてADMS社工場の増築を進めている。   こうした中、三谷産業グループが保有する樹脂成形技術と富士通グループが保有する電子製品技術に対する知見を集約し、樹脂成形品の製造からプリント基板ユニット組立および最終検査までの一貫生産体制を更に強化するため、三谷産業がFCV社の出資持分を譲り受けることとなった。   FCV社は1995年9月設立で、資本金は46億5300万円(2016年9月末現在)。FCV社はADMS社の出資持分32%を保有している。(情報提供:VERAC)
情報システムや化学品事業を手掛ける三谷産業株式会社(石川県金沢市)は、大手電機メーカーの富士通株式会社(東京都港区)の100%出資子会社でプリント基板の製造およびプリント板ユニットの組立を行うFujitsu Computer Products of Vietnam(FCV)の出資持分50.00%を取得し、子会社を異動する。
Economic
2017-03-31 16:45