LINE、安心設計の子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS 動画」発表

LINEは2014年3月20日、子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS 動画」を提供開始すると発表した。1歳から6歳の未就学児を主たる対象とし、保護者が安心する「コンテンツ」「価格」「管理」を提供する。LINEでは新アプリを通じて「子どもが見たいと思う動画コンテンツを揃え、親子のコミュニケーションを促したい」(LINE執行役員/最高戦略・マーケティング責任者の舛田淳氏)としている。iPhone版を近日中に提供開始し、Android版も近く提供する計画。(写真は、「LINE KIDS 動画」の発表会にゲスト出演した木下優樹菜さん<左>と、つるの剛士さん。サーチナ撮影)  提供開始にあたっては、「ドラえもん」「ポケットモンスター」「プリキュア」などの人気キャラクターを中心に、厳選した28タイトル、1500本以上のエピソードを提供する。提供価格は、無料視聴ができる「タイマーシステム」機能と、2つの定額料金プランを設ける。  「タイマーシステム」は、1日最大40分間無料で動画を視聴できる機能。「タイマー」の保有時間分だけ無料で視聴でき、8時間で5分、1日で15分自動チャージされる仕組み。また、LINEでつながっている友だちに「タイマー」を“おねだり”することにより、1日最大15分まで無料視聴時間を増やすことができる。  有料プランは、「LINEチョイス見放題プラン」(月額500円)と「番組見放題プラン」(同400円)の2プラン。「LINEチョイス見放題プラン」は、LINEが選定した約300エピソードを何回でも視聴することができる(対象作品は毎月更新)。「番組見放題プラン」は、1タイトルの全エピソードを何回でも視聴することができるプランになっている。  アプリには、子どもが勝手にアプリを起動しないための「チャイルドロック」機能、動画の視聴時間を管理できる「視聴時間履歴」機能も搭載している。  新サービス発表会には、パパとママを代表して、つるの剛士さんと木下優樹菜さんが登壇し、アプリを使った感想などを語り合った。つるの剛士さんは「ポケモンは最新シリーズのXYがアップされているのがうれしかった。親子で楽しめる内容。小学生なので子どもにはまだスマホを与えていないのだけど、きちんと節度ある使い方ができるようにルールを決めて渡せるので、スマホを持たせるきっかけになるかもしれない」と語り、新アプリの誕生を喜んだ。  木下優樹菜さんも「1歳7カ月になった子どもが、アニメを見始めた時期なので、一緒にプリキュアを楽しみたい」と語り、「子どもの頃に好きだった『赤毛のアン』があったので夢中になってみてしまいました。無料タイムのおねだり機能は、LINEっぽいので、ママ友とかとやり取りして楽しみたい」と話していた。(編集担当:八木大洋)
LINEは2014年3月20日、子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS 動画」を提供開始すると発表した。(写真は、「LINE KIDS 動画」の発表会にゲスト出演した木下優樹菜さん<左>と、つるの剛士さん。サーチナ撮影)
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2014-03-20 17:15