【今夜の注目材料】米2月貿易収支

東京市場のドル/円は、前日のNY市場で米長期金利の下落とともにドルが下落した流れを引き継いで軟調に推移。
日本株の下落も重しとなり、一時110.30円台まで下落しました。
欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。
4/4(火)
17:30 英3月建設業PMI
18:00 ユーロ圏2月小売売上高
18:15☆ ロウRBA総裁、講演
21:30☆ 米2月貿易収支
21:30 カナダ2月貿易収支
22:30☆ドラギECB総裁、講演
23:00 米2月製造業新規受注
未定 NZフォンテラ乳製品入札
29:30 タルーロ米FRB理事、講演
※☆は特に注目の材料
トランプ政権が貿易不均衡の是正に取り組む中、米2月貿易収支の結果が注目されそうです。
仮に、赤字幅が予想(446.0億ドル)を上回り、前月(485.0億ドル)を超える赤字となれば、米政権の保護主義強化への懸念が高まるとともに、ドル/円は110円台の攻防戦第2ラウンドに入る可能性もあります。
先々週の第1ラウンドではなんとか凌いだだけにある程度の底堅さが見込める一方、もし割り込めばストップロスを巻き込んで下げが加速する事も考えられるため要注意です。
(欧米時間のドル/円予想レンジ:109.700-111.200円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、前日のNY市場で米長期金利の下落とともにドルが下落した流れを引き継いで軟調に推移。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-04-04 17:45