[ベトナム株]日本交通技術、ODA事業で1億円のリベート
鉄道コンサルタントの日本交通技術株式会社(JTC:東京都台東区)が2008年から2012年までの5年間で、ベトナムなど3か国で計60億円の政府開発援助(ODA)事業を受注した見返りとして、相手国の公務員らに約1億円のリベートを支払っていたことが東京国税局の税務調査により明らかとなった。
JTC が調査の際に具体的な支出先を明らかにしなかったため、同局はリベートを使途秘匿金と認定した。これにより、JTCは法人税に加え、支出額の40%に相当する約4000万円の制裁課税を受けた。
事業者の公正な競争を促す不正競争防止法では、外国公務員への贈賄が禁止されており、JTCのリベート支出はこの法律に抵触している疑いが強い。なお、関係者によると、リベートの支出先はベトナム、インドネシア、ウズベキスタンの3か国とされている。(情報提供:VERAC)
鉄道コンサルタントの日本交通技術株式会社(JTC:東京都台東区)が2008年から2012年までの5年間で、ベトナムなど3か国で計60億円の政府開発援助(ODA)事業を受注した見返りとして、相手国の公務員らに約1億円のリベートを支払っていたことが東京国税局の税務調査により明らかとなった。
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2014-03-24 19:45