日本経済のパフォーマンス「信用するに足りない」、外国人投資家の「日本離れ」が早いペース=中国報道

 中国メディア・新華網は22日、日本の株式市場が昨年大きな値上がりをみせて以降、今年に入って外国人投資家が急に離れつつあるとする記事を掲載した。  記事は、日本の株式市場が2013年に40年来という大幅な値上がり幅を記録したことにより、外国人投資家の考え方の変化を推進したと伝えた。そして、外国人投資家がこの10年で最も早いペースで日本の株式を売っており、日本政府が経済活性化の約束を果たせないのではないかと憂慮しているとした。  そのうえで、日経平均株価が今年に入って13%下落した半面、米国のS&P500指数が19日現在で昨年末より1%値上がりしたことを紹介。また、中国の資産管理企業でマネジャーを務めるある西洋人投資家が、日本株の保有比率を昨年末の15-16%から12-13%へと減らすとともに「日本経済のパフォーマンスは信用するに足りない。より多くの証拠が必要だ」とコメントしたことを伝えた。  記事はさらに、フランス・パリ銀行の日本株アナリストが「今年、経済政策はほとんど何の進展もなく、すべてが先送りされている」と語ったことを併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・新華網は22日、日本の株式市場が昨年大きな値上がりをみせて以降、今年に入って外国人投資家が急に離れつつあるとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-03-22 14:45