東芝は売り買い交錯、監査意見ない第3四半期の決算を発表

 東芝 <6502> (監理)は売りが先行し、一時8.1円安(3.62%安)の215.4円を付けたが、その後はプラス圏へ浮上する場面もみられた。11日引け後に発表した17年3月期第3四半期の決算を受けて売り買いが交錯した。    東芝の第3四半期決算は監査法人による適正意見のない異例の決算。最終赤字は5325億1200万円の赤字(前年同期は4794億3500万円の赤字)、株主資本は2257億円のマイナス。東芝にとっては初めて「継続企業の前提に関する注記」を記載した。    通期業績予想は未定としているが、最終赤字は1兆円を超え、株主資本は6200億円のマイナスとなる可能性があるとした。(イメージ写真提供:123RF)
東芝(監理)は売りが先行、一時8.1円安(3.62%安)の215.4円を付けた。
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2017-04-12 09:15