今週の為替相場見通し(2017年4月17日~)=為替王

為替は、私たちの予想通り、順調に円高が進んでいます。先週末は終値で1ドル=108円台に突入しました。ブログでは連日、次のように予想してきました。「まずは108円~107円がターゲットになります」、「そして中期的には106円~105円、すなわちトランプ相場の起点へと回帰する」。先週は、とりあえず、目先のターゲットゾーン(108円~107円)に入ってきました。今週は引き続き、107円台へと円高が進む余地があるのではないかと見ています。
ユーロ円は先週の終値は1ユーロ=115.3円。昨年11月のアメリカ大統領選挙の前日の終値が115.3円でした。ユーロ円については、完全に、トランプ相場前(=大統領選挙でトランプ氏が勝利して、株高・円安が進む前)の水準に回帰しました。「為替も株も、トランプ相場前に回帰する可能性がある」とブログでは予想し続けてきましたが、ユーロ円はひと足早く、完全に、トランプ相場前に戻ったことになります。
ポンド円も、順調にじりじり下がっています。先週末は1ポンド=136円。瞬間的には135.9円など135円台を記録する場面もあったようです。ポンド円については、昨年12月以降の大きな三角持ち合いを完全に崩れたとの認識ですので、素直にみるならば、ざっと130円あたり、すなわちこれも、昨年11月のトランプ相場前の起点へと回帰する可能性が高いのではないかと見ています。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)
為替は、私たちの予想通り、順調に円高が進んでいます。先週末は終値で1ドル=108円台に突入しました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-04-17 08:45