【今日のドル円】「半島有事」への警戒感

 北朝鮮が前週末29日早朝に行ったミサイル発射は失敗に終わったとされる。ただ、本日早朝のオセアニア市場でドル/円が一時111.10円台まで下落するなど、市場は改めて「半島有事」を警戒せざるを得ない状況となっている。こうした北朝鮮の暴発リスクがくすぶる中では、ドル/円が111.70円台の抵抗を突破して上値を伸ばすのは困難だろう。  本日は、香港、シンガポール、独、仏、英など主要市場が休場となる事もあって動意は薄そうだ。なお、NY市場は通常どおりオープンし、取引時間中には米4月ISM製造業景況指数(23:00)が発表される。  本日の予想レンジ:110.700-111.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
北朝鮮が前週末29日早朝に行ったミサイル発射は失敗に終わったとされる。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-05-01 09:30