ドル建ての金価格を下支えされた28日のスポット金はこじっかり

28日のスポット金はこじっかり1268.05ドルで引けた。
朝方発表された1~3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値で、個人消費支出(PCE)物価指数が米連邦準備理事会(FRB)の政策目標である2%を上回ったこと、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、先行きの利上げによる金からの資金流出が意識されたことから下落する場面もあったものの、外国為替市場でユーロなどに対してドルが下げたことから、ドル建ての金価格を下支えした形となっている。
28日のWTI原油先物は1バレル=49.30ドルで取引を終えている。
5月下旬の石油輸出国機構(OPEC)総会で減産期間が延長されるとの思惑や加盟国に比べてやや遅れ気味の非加盟国による減産を主導するとの期待が相場を支えたようだ。
しかし石油掘削装置(リグ)の稼働数は15週連続で増えたとの発表があったものの、相場の反応は限られた。(情報提供:東岳証券)
28日のスポット金はこじっかり1268.05ドルで引けた。
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2017-05-01 12:30