日本碍子が安寄り後、底堅い動き

日本碍子 <5333> がこの日の安値2331円(前週末比2.1%安)で寄り付いたあと、下げ渋る動きを見せた。
4月28日後場に発表した17年3月期の連結業績は売上高4013億円(前期比7.9%減)、営業利益632億円(同21.9%減)。「セラミックス」、「エレクトロニクス」ともに円高影響を主因に減収・減益となる中、「電力関連」はガイシにおける中東・アジア大口案件の遅延、NAS(ナトリウム硫黄)電池における前期の大口案件のはく落などにより減収・赤字となった。
ただ、株価はこの日、アク抜けが期待できそうな動き。18年3月期は「電力関連」における赤字幅の縮小、「エレクトロニクス」の増収増益で連結売上高4200億円(前期比4・7%増)、営業利益670億円(同6.0%増)と増収増益を計画。当面の業績推移は要注目だ。
日本碍子がこの日の安値2331円(前週末比2.1%安)で寄り付いたあと、下げ渋る動きを見せた。
japan,company
2017-05-01 13:45