<2日の注目銘柄>(1)=島精機、ヤマハ、京セラなど

▽島精機製作所 <6222>
17年3月期は連結売上高624億円(前期比25.9%増)、経常利益100億円(同2.2倍)。売上高は5.7億円の未達だったが、為替レートが想定よりも円安になったことで経常利益は従来予想を20.4億円上回った。18年3月期業績予想については大規模アパレルの生産拠点であるバングラデシュやASEAN諸国におけるコンピュータ横編機の需要増等を見込み、連結売上高730億円(前期比16.9%増)、経常利益150億円(同49.4%増)と大幅増益を計画している。
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▽ヤマハ <6222>
17年3月期は連結売上高4082億円(前期比6.3%減)、営業利益443億円(同8.9%増)。減収ながら売上高は従来予想を32億円、営業利益は23億円それぞれ超過した。「楽器」は中国、欧州でアコースティックピアノが好調だった他、日本以外の地域でデジタルピアノも伸長。「音響」はオーディオ機器が国内、中国で増収となり、北米・欧州も堅調だった。18年3月期は連結売上高4.270億円(前期比4.6%増)、営業利益485億円(同9.5%増)と増収増益を計画している。
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▽京セラ <6971>
17年3月期は連結売上高1兆4228億円(前期比3.8%減)、営業利益1045億円(同12.8%増)で、営業利益は従来予想を95億円超過。18年3月期業績予想については主要な事業セグメントの全てに増収増益を見込み、連結売上高1兆5000億円(前期比5.4%増)、営業利益1200億円(同14.8%増)と2ケタ増益を計画している。
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▽伊藤忠テクノソリューションズ <4739>
17年3月期の連結業績(IFRS)は、売上収益4078億円(前期比4.1%減)、営業利益311億円(同11.4%増)。製造業、金融業、流通業などの分野でIT投資が回復する中、売上収益で78億円、営業利益で11億円、従来予想を上回った。18年3月期についても売上収益4250億円(前期比4.2%増)、営業利益325億円(同4.4%増)と増収増益を見込む。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<2日の注目銘柄>(1)=島精機、ヤマハ、京セラなど
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2017-05-01 19:15