野村不HDが一時プラス圏に浮上、4Qに減損損失計上も反応限定的

 野村不動産ホールディングス <3231> が寄り付き直後は小幅安に売られたが、すぐにプラス転換し、午前10時55分に35円高の1989円まで上昇。しかし、後場には再び前週末水準まで戻している。  同社は20日引け後、今3月期における特別損失の計上を発表した。同社グループが保有する固定資産のうち、事業収益性が低下した一部賃貸資産について、減損損失83億円を第4四半期に特別損失として計上するという。  なお、通期の業績予想に変更はない。通期予想は、売上高が5230億円(前期比1.0%増)、営業利益は700億円(同20.1%増)、純利益は250億円(同29.1%増)を計画。同社は第3四半期の業績発表時にも減損損失71億円を計上しているが、純利益予想は従来計画から30億円上積みしている。(編集担当:片岡利文)
野村不動産ホールディングスが寄り付き直後は小幅安に売られたが、すぐにプラス転換し、午前10時55分に35円高の1989円まで上昇。
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2014-03-24 13:00