三菱重工が後場急落、客船事業で約600億円の特別損失を計上

 三菱重工業 <7011> が後場に急落。午後1時18分に、18円安の553円まで売られている。  同社は24日午後1時に、客船事業における特別損失の計上を発表した。  11年11月に受注した次世代省エネ客船となる大型クルーズ客船2隻について、同社で時間をかけて事前検討をしてきたものの、設計作業が膨大となり大幅な設計変更も必要となったことで、設計費が増加。資材調達や建造工程などにも悪影響を及ぼしたという。  このため、菱重工では多額の工事損失の発生が見込まれるとして、詳細の金額は「現在精査中」としているものの、2隻合計で600億円程度の特別損失を計上する予定としている。(編集担当:片岡利文)
三菱重工業が後場に急落。午後1時18分に、18円安の553円まで売られている。
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2014-03-24 13:30