<10日の注目銘柄>(2)=ベネッセHD、オプテクスG、ライオン

▽ベネッセホールディングス<9783>
17年3月期は連結売上高4301億円(前期比3.2%減)、営業利益76.9億円(同29.2%減)。「海外事業カンパニー」、「介護・保育カンパニー」は順調に推移したが、顧客名簿流出の影響が残る「国内教育カンパニー」、円高影響を受けた「語学カンパニー」が重しとなり、営業利益は大きく落ち込んだ。一方、18年3月期は売上高4548億円(同5.8%増)、営業利益142億円(同84.8%増)を予想。「進研ゼミ」「こどもチャレンジ」の17年4月の会員数が245万人と、前年同月より増加する中、介護事業の伸長、中国の通信教育事業の拡大により利益のV字回復を見込んでいる。
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▽オプテックスグループ <6914>
17年12月期第1四半期は連結売上高91.5億円(前年同期比38.9%増)、営業利益13.3億円(同49.8%増)。シーシーエス <6914> の連結子会社化、FA事業の伸長がけん引し、大幅増収増益を達成。連結営業利益の上期予想(16億円)に対する進ちょく率は83.3%に達している。
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▽ライオン <4912>
17年12月期第1四半期の連結業績は売上高922億円(前期比3.1%増)、営業利益を67.9億円(同17.1%増)。ビューティーケア分野、オーラルケア分野、ファブリックケア分野の貢献で「一般用消費財事業」のセグメント利益は同28.1%増となり全体をけん引。連結営業利益の上期予想に対する進ちょく率は64.6%と順調な推移を見せている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<10日の注目銘柄>(2)=ベネッセHD、オプテクスG、ライオン
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2017-05-10 08:15