【今夜の注目材料】今夜も米長期金利の動きがカギ

 東京市場のドル/円は、114円台前半でもみ合う展開でしたが、終盤は日経平均が2万円の大台を前に伸び悩む中でやや弱含みました。  欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。 5/11(木) 16:15   スイス4月消費者物価指数 17:30☆ 英3月鉱工業生産指数 17:30   英3月製造業生産高 17:30   英3月貿易収支 19:25☆ ダドリー米NY連銀総裁、講演 20:00☆ BOE政策金利発表 20:00☆ BOE議事録 20:00☆ BOEインフレレポート 20:30☆ カーニーBOE総裁、会見 21:30   カナダ3月新築住宅価格指数 21:30☆ 米4月生産者物価指数 21:30☆ 米新規失業保険申請件数 25:30   プラートECB理事、講演 26:00☆ 米30年債入札(150億ドル) -----☆ G7財務相・中央銀行総裁会議(13日まで) ※☆は特に注目の材料  ドル/円は、今夜も米長期金利の動きがカギと見られ、ダドリーNY連銀総裁の発言や4月生産者物価指数および30年債入札の結果が注目されます。  米10年債が昨日の最高利回り(2.41%)を越えて上昇するようなら114円台後半へ上伸する事になりそうです。  また、本日は英中銀(BOE)の「スーパー・サーズデー」です。  議事録で示される利上げ票の数(前回1票)や、インフレレポートの物価見通しのほか、カーニー総裁の会見と、見どころ満載のイベントです。  ポンド相場が大きく変動すればドル/円にも影響が波及する可能性があるため要注目です。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:113.600-114.900円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、114円台前半でもみ合う展開でしたが、終盤は日経平均が2万円の大台を前に伸び悩む中でやや弱含みました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-05-11 16:15