■日セラミクが年初来高値、自動運転に向けた生産ラインの高度化が奏功

 ▽日本セラミック <6929> が大幅高で続伸。午前9時32分に前日比171円(7.1%)高の2593円まで買われ、3月21日に付けた年初来高値2520円を更新した。     12日引け後に発表した17年12月期第1四半期の連結業績は、売上高48.5億円(前期比1.3%減)、営業利益8.6億円(同60.3%増)。同社は自動車の自動運転化への対応で、約2年前から不良品率を極限まで低下させるため生産ラインの高度化に取り組んできたが、その好影響が他分野にも波及し始めている。自動車関連だけでなく、照明関連、家電関連にもセンサ需要の好調は持続しており、ラインの高度化による生産効率の向上と併せ、営業利益は大幅に増加した。17年12月期第2四半期累計は売上高97億円(前年同期比0.2%減)、営業利益14.5億円(同20.6%増)で据え置いたが、営業利益の進ちょく率は59.6%に達している。(イメージ写真提供:123RF)
 ▽日本セラミックが大幅高で続伸。午前9時32分に前日比171円(7.1%)高の2593円まで買われ、3月21日に付けた年初来高値2520円を更新した。
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2017-05-15 12:15