<18日の注目銘柄>(1)=科研薬、相模ゴム、クイック

▽科研製薬 <4521>  爪白癬(はくせん)治療剤「Jublia」(日本名:クレナフィン)について、韓国の導出先である「東亞ST」が、5月16日付で韓国の食品医薬品安全処(MFDS)より販売承認を取得したと発表した。東亞STは17年5月末に発売を予定している。この件に関し、会社側は18年3月期業績予想に織り込んでいるとするが、内容は開示していない。なお、日本国内において14年9月に発売された「クレナフィン」は、17年3月期の売上が216億円にまで拡大。同社にとって2番目に大きな製品に育っている。           ◆ ▽相模ゴム工業 <5194>  17年3月期の連結業績は、売上高57.1億円(前期比17.7%増)、経常利益15.5億円(同2.9倍)。主力の「ヘルスケア事業」は、コンドームの「サガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)」が潜在的な顧客を発掘する一方、「サガミオリジナル0.02(ゼロゼロツー)」が中国をはじめとする海外市場で伸長。売上42.4億円(同29.8%増)、営業利益18.5億円(同2.2倍)で全体をけん引し、為替差損の減少と併せ、連結経常利益は従来予想を2.5億円超過した。18年3月期は売上高59億円(同3.3%増)、経常利益16億円(同3.3%増)と増収増益を見込む。           ◆ ▽クイック <4318>  英国ロンドンで現地日系企業向けに人材紹介事業および人材派遣事業を展開している「センターピープル社」の株式を取得し、子会社化することについての基本合意書を締結することを決議した。同社は海外でも米国、中国、メキシコ、ベトナムにおいて海外に進出する日系企業を中心に人材サービスを提供するなど、グループビジョンの「世界の人事部」構想の実現にまい進しており、センターピーブル社のノウハウを活かすことで、欧州におけるグループの事業基盤の確立を目指していく。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<18日の注目銘柄>(1)=科研薬、相模ゴム、クイック
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2017-05-17 20:15