＜１９日の注目銘柄＞（２）＝ルネサス、ソフトウェア、インスペックなど

▽ルネサスエレクトロニクス <6723> 　普通株式の売り出しを決議。産業革新機構、日立製作所 <6501> 、三菱電機 <6503> 、日本電気 <6701> などの保有株式を対象に、国内で１億２８５７万株、海外で２億３８７７万株、また海外における追加取得の権利の対象株式の上限として３５８１万株、合計４億３１５万株を売り出す。売出価格は１７年５月３１日に提示される予定の仮条件に基づき、需要状況等を勘案した上で、１７年６月１２日から同年６月１４日までの間のいずれかの日に決定される。 　　　　　　　　　　◆ ▽ソフトウェア・サービス <3733> 　１７年１０月期４月度の月次売上高等は、売上高が１０．６億円で前年同月比２５．６％減。ただし、受注高は同５２．４％増の９．２億円と、３月の同７３．９％増に引き続き高い伸びを達成。受注残高は同３．１倍の３５．２億円に達している。 　　　　　　　　　　◆ ▽インスペック <6656> 　ロールｔｏロール型検査装置（受注額２億円強、附帯設備含め３台、納期５カ月）の受注を獲得した。近年、フィルムベースのＣＯＦ（チップ・オン・フィルム）や、ＦＰＣ（フレキシブルプリント回路基板）の回路パターンの微細化が進み、品質保証のため高性能かつハイスループットの検査装置が求められている中、同社検査装置の高い検出能力と高速性、および信頼感のあるサポートが評価された形。リピートオーダーへの期待を高めている様子。 　　　　　　　　　　◆ ▽夢みつけ隊 <2673> 　１７年３月期の業績予想を修正。不採算カタログの発行を取りやめたことで売上高は従来の１２．９億円から８．６億円（前期比４８．２％減）に減額したが、販促費・通信費等の販管費の減少により、営業利益は５０００万円から７６００万円（同２．７％増）に増額。経常利益については持分法投資利益の増加で８０００万円から１億３４００万円（同２．５倍）に引き上げている。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）