【今日のドル円】米政治リスク+地政学リスク

 19日のドル/円は、米政権のロシア関連疑惑が重しとなり111円台で上値が重く推移。NY市場では、ロシア疑惑に絡み、ホワイトハウス高官でトランプ大統領に近いアドバイザーを務める人物に捜査当局が関心を示しているとの報道もあった。加えて21日には北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射。「米政治リスク」だけでなく、東アジアの「地政学リスク」への警戒感も再燃した事でドル/円は上値が重い展開が続きそうだ。  足元では111.70円前後がレジスタンスとなっており、少なくともこの水準を突破しない限り強気ムードに転じる事はないだろう。なお、下値メドの候補となるチャートポイントは、日足一目均衡表の雲下限(執筆時点:110.761円)と18日に付けた月初来安値(110.235円)だ。  本日の予想レンジ:110.300-111.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
19日のドル/円は、米政権のロシア関連疑惑が重しとなり111円台で上値が重く推移。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-05-22 09:15