[ベトナム株]第1タイビン火力発電所の第1発電機が稼動開始

  ベトナム電力グループ(EVN)は23日、紅河デルタ地方タイビン省タイトゥイ郡のタイビン発電センターで建設が進められている第1タイビン石炭火力発電所案件の第1発電機の稼動を開始した。   同案件は、EVNが投資主を務めるもので、総出力600MWの石炭火力発電プラント2基を設置し、発電には東北部地方クアンニン省で産出される石炭を使用する。石炭の年間使用量は150万t、年間発電量は33億kWhの見込み。   投資総額は26兆5000億VND(約1300億円)で、このうち85%が国際協力機構(JICA)を通じた日本の政府開発援助(ODA)で賄われ、残り15%をEVNが拠出する。   EVNは2014年2月に同案件を着工した。これに先立つ2013年12月、EVNは丸紅株式会社(東京都千代田区)との間で、同案件の第11パッケージのEPC(設計・調達・建設)契約を締結していた。EPC契約総額は10億2000万USD(約1140億円)。(情報提供:VERAC)
ベトナム電力グループ(EVN)は23日、紅河デルタ地方タイビン省タイトゥイ郡のタイビン発電センターで建設が進められている第1タイビン石炭火力発電所案件の第1発電機の稼動を開始した。
Economic
2017-05-25 16:45