日シス技術が大幅高で年初来高値、東京大学と産学共同研究を開始

日本システム技術 <4323> が大幅高で3日続伸。午前9時16分に前日比260円(23.9%)高の1350円まで買われ、3月6日の年初来高値1173円を一気に更新した。
25日引け後に、国立大学法人東京大学 大学院医学系研究科 医療経済政策学 田倉智之特任教授の研究グループとの間で、同社が蓄積している100万人にのぼる医療ビッグデータを活用した共同研究を開始したと発表した。
同社は長年培ったICTを駆使し、医療機関が保険者に月単位で請求する「診療報酬明細書」と「調剤報酬明細書」を高速かつ自動的に点検・分析するシステム(JMICS)を開発し、2010年よりサービスを開始。また、JMICSを核として、健診データ等外部データの取り込みや、各種分析・通知サービスなどのソリューションを拡充し、13年より医療保険分野におけるビッグデータ事業を推進している。今回の共同研究は、JMICSに蓄積された100万人にのぼるレセプトデータを活用し、医療費適正化と医療費増加要因を解明することが目的。(イメージ写真提供:123RF)
日本システム技術が大幅高で3日続伸。午前9時16分に前日比260円(23.9%)高の1350円まで買われ、3月6日の年初来高値1173円を一気に更新した。
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2017-05-26 10:15