NECが反落、蓄電システム買収は材料視されず

 NEC <6701> が反落。午前9時5分に、6円安の300円まで売られている。  同社は24日引け後、中国の万向集団から蓄電システム事業を買収すると発表した。  約1億ドル(約102億円)をかけ、万向集団の大規模・大容量蓄電システムインテグレーション事業部門(A123システムズ)を買収。NECの新会社として6月から事業を開始する予定としている。  A123システムズは米国マサチューセッツ州に本社を構え、世界11社、出力110メガワット以上となる世界トップクラスの納入実績を有している。同買収により、NECは中期経営計画で「注力領域」としているスマートエネルギー事業の中核となる蓄電システム事業を強化する。  25日の株価下落は大型買収の投資負担や、万向集団の同事業が営業赤字となっていることなどが懸念されたもようだ。(編集担当:片岡利文)
NECが反落。午前9時5分に、6円安の300円まで売られている。
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2014-03-25 09:30