ネクストは急反落、業績予想の上方修正には反応限定的

　ネクスト <2120> は朝高後にマイナス圏へ沈み、午前９時５４分には７９円安（８．７３％安）の８２６円を付けた。 　２４日引け後に１４年３月期業績予想の上方修正を発表。売上高を１４６億７６００万円（前期比２２．７％増）、純利益を１３億３９００万円（同２．２倍）に引き上げ、１１年３月期の過去最高益を上回る見通しになったが、市場予想にとどかなかったことが売り材料視された。また、上方修正は一部の費用の発生が繰り越される見込みになったことも一因で、来期業績への影響を見極めたいとの見方も広がったようだ。 　なお、今期の期末一括配当についても、従来計画の３円３０銭から４円８０銭に上方修正している。（編集担当：宮川子平）