小野薬が反発、ガン関連の2製剤を米社から導入

 小野薬品工業 <4528> が反発。午前9時8分現在、前日比23円(1.0%)高の2325円を付けている。     5月31日引け後に、「アレイ社(米国)」が開発中のMEK阻害剤「Binimetinib」、およびBRAF阻害剤「Encorafenib」について、日本・韓国で開発・商業化するライセンス契約を締結したと発表。両剤については現在、併用療法としてBRAF変異メラノーマ(COLUMBUS 試験)と、BRAF変異大腸がん(BEACON CRC試験)を対象とした2つのグローバル第Ⅲ相臨床試験が実施されている。     このライセンス契約の締結に伴い、同社は契約一時金として35億円をアレイ社に支払うとともに、開発の進捗に応じたマイルストン、および売上高に応じたマイルストンとして、総額で最大173億円をアレイ社に支払う。日本・韓国におけるロイヤルティは売上高の二桁台%。また同社は、臨床試験に係る費用の12%を負担することにより、今後実施される両剤に関するすべてのグローバル臨床試験に参画することができる。 (イメージ写真提供:123RF)
 小野薬品工業 <4528> が反発。午前9時8分現在、前日比23円(1.0%)高の2325円を付けている。
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2017-06-01 09:00