WTI原油先物続落、48ドル台

  6月1日のスポット金は反落、前日比3.1ドル安の1トロイオンス=1265.50ドルで引けた。米堅調な雇用指標を受け、逃避需要が減退した。   NY序盤に発表された5月ADP雇用変化は市場予想を大幅に上回り、25.3万人となり、6月の米利上げ観測が強まった為ドルが買われて、ドルの代替投資先とされる金が売られた面もあった。   1日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日比変わらずの847.45トンだった。   WTI原油先物は3日続落、前日比0.66ドル安の1バレル48.01ドルで引けた。   序盤では48ドル半ばで推移した、米エネルギー情報局(EIA)が発表した国内原油在庫は前週比640万バレル減と、市場予想の減少幅440万バレルを大きく上回った。指標を受け、原油先物は一時49.15ドルまで買われた。その後トランプ政権がパリ協定からの離脱を決めたと伝わると、原油先物は下落に転じ、48ドル台に切り下げた。「パリ協定」から離脱すれば米石油企業が原油を増産しやすくなり、米国内の需給が緩むとの指摘もあった。(情報提供:東岳証券)
WTI原油先物は3日続落、前日比0.66ドル安の1バレル48.01ドルで引けた。
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2017-06-02 10:45