<5日の注目銘柄>(1)=カナモト、ストライク、共和工業

▽カナモト <9678>  17年10月期第2四半期累計(16年11月-17年4月)の連結売上高予想を従来の770億円から792億円(前年同期比15.4%増)に、営業利益を84.1億円から100億円(同16.1%増)にそれぞれ増額。通期予想についても売上高を1530億円から1558億円(前期比7.5%増)に、営業利益を158億円から171億円(同13.2%増)に引き上げた。売上高は北海道、九州を中心に堅調に推移し、当初予想を上回る見込み。利益面は、高収益確保に向けた既存資産の再配置による効率化の推進、総合的なコスト削減の徹底による体質改善が奏功した。           ◆ ▽ストライク <6196>  17年8月期の非連結業績予想を上方修正。売上高を従来の23.3億円から27.3億円(前期比35.9%増)に、営業利益を8.2億円から10.5億円(同31.5%増)にそれぞれ増額。事業承継ニーズを中心にM&A市場が拡大する中、上場による信用力の向上、業務提携先の拡大もあり、案件の成約が好調に推移。М&Aコンサルタントの積極採用も奏功した。同時に、17年6月23日に東証マザーズから東証1部、または東証2部に指定替えされると発表。           ◆ ▽共和工業所 <5971>  17年4月期の連結業績は売上高73.6億円(前期比20.6%増)、営業利益6.7億円(同3.1倍)。主力の建設機械向け売上高が、資源価格の回復や、中国政府系の固定資産投資・インフラ投資を背景とした建設機械需要の増加を背景に大幅に増加し、連結売上高は従来予想を8.6億円超過。これを主因に、営業利益も従来予想を2.5億円上回った。18年4月期は売上高76億円(同3.3%増)、営業利益6.8億円(同1.6%増)を計画している。             ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<5日の注目銘柄>(1)=カナモト、ストライク、共和工業
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2017-06-02 19:45