【今夜の注目材料】史上最高値圏で推移している米国株の動向は特に注目

 東京市場のドル/円は、日本株の下げとともに下落して早々に節目の110円を割り込みました。  その後も、円高進行を嫌気して日経平均株価が2万円の大台を割り込むとさらに円高が進むという悪循環の展開で、109.60円台まで下値を切り下げています。  欧米市場の動きが気になるところですが、その前に、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 6/6(火) 18:00   ユーロ圏4月小売売上高 18:30   南ア1-3月期GDP 23:00   カナダ5月Ivey購買部協会景気指数 未定   NZフォンテラ社乳製品電子入札 6/7(水) 10:30☆ 豪1-3月期GDP ※☆は特に注目の材料  今夜は米経済指標の発表や米要人の発言機会が予定されていません。  欧米市場でも株価を睨んだ動きになりそうで、史上最高値圏で推移している米国株の動向は特に注目です。  また、明朝には豪1-3月期国内総生産(GDP)が発表されます。  なお、豪中銀(RBA)は本日発表した声明で「1-3月期の成長率は減速したと見られる」として、10-12月期の前期比年率+2.4%を下回る可能性を示唆しています。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:109.000-110.300円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、日本株の下げとともに下落して早々に節目の110円を割り込みました。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-06-06 16:30