フジシールが実質的な上場来高値に接近、SMBC日興証券が目標株価引き上げ

 フジシールインターナショナル <7864>が反発。9時06分に前日比146円(5.0%)高の3045円まで買われ、5日の年初来高値2963円更新。過去4回の株式分割分を考慮に入れた実質的な上場来高値3194円(99年9月)に接近した。      この日はSMBC日興証券が6日付リポートで投資評価「1(アウトパフォーム)」継続、目標株価を従来の2940円から3520円に引き上げたことが材料視されたもよう。同リポートでは懸案の連結子会社PAGOの経営改善施策の本格化、および日米での設備投資一巡による減価償却費の減少で、19年3月期から業績拡大が軌道に乗るとしている。    同社の17年3月期は連結売上高1420億円(前期比2.5%増)、営業利益97.6億円(同11.0%増)。「国内」はシュリンクラベル、タックラベルが順調に推移する中、ソフトパウチ、医薬等受託包装が大きく伸長。「米州」ではタックラベル、ソフトパウチが大きく売上を伸ばした。こうした環境下、会社側は18年3月期について、売上高1503億円(同5.9%増)、営業利益118億円(同20.9%増)を見込んでいる。(イメージ写真提供:123RF)
 フジシールインターナショナル <7864>が反発。9時06分に前日比146円(5.0%)高の3045円まで買われ、5日の年初来高値2963円更新。過去4回の株式分割分を考慮に入れた実質的な上場来高値3194円(99年9月)に接近した。
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2017-06-07 14:30