商品市場続落（金、原油）

　６月８日のスポット金は続落、前日比７．８５ドル安の１トロイオンス＝１２７８．７０ドルで引けた。米連邦捜査局（ＦＲＢ）のコミー前長官による上院公聴会での証言内容にサプライズはなかったことを受け、リスク回避の動きが弱まり、ドルが買われ、金は売られた。８日時点のＳＰＤＲゴールド・シェアーズの金保有量は前日比２．０７トン増の８６７トンだった。 　 　ＷＴＩ原油先物は小幅続落、前日比０．２ドル安の１バレル＝４５．６４ドルでで引けた。前日発表された統計で原油在庫が予想外に増加したことが引き続き売り手掛かりとされた。供給過剰状態が改善していないとの見方が強まっている。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）