【今夜の注目材料】5月カナダ雇用統計

東京市場のドル/円は、英総選挙の出口調査で与党が過半数に達しないと報じられた事から一時109.70円台まで下落しましたが、その後は日経平均が上げ幅を拡大する中で110.30円台まで反発しました。
欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
6/9(金)
17:00 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
17:30☆4月英鉱工業生産
17:30 4月英製造業生産
17:30 4月英貿易収支
20:00 リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演
21:30 1-3月期カナダ設備稼働率
21:30☆5月カナダ雇用統計
23:00 4月米卸売在庫
6/11(日)
--:-- 仏下院選挙第1回投票
※☆は特に注目の材料
本日は、ドル/円相場を大きく揺さぶりそうなイベントは見当たりません。
また、英総選挙結果がほぼ明らかとなるも、昨年の英EU離脱を問う国民投票のような世界的なリスク回避の動きにもつながっていません。
注目イベントを消化した直後でもあり、この後は株価や米長期金利を眺めて方向感を模索する事となりそうです。
ただ、ポンド相場については、不透明な英政局が嫌気されるようならば、改めて売られる事も考えられます。
(欧米時間のドル/円予想レンジ:109.500-110.600円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
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2017-06-09 16:15