日経平均は52円安で取引終了、一時プラスに転じる場面も
25日の日経平均株価は前日比52円11銭安の1万4423円19銭と反落して取引を終えた。
前日急上昇の反動もあり、朝方は米国株の下落や円の下げ渋りなどを嫌気した売りが先行。日経平均は下げ幅を160円超に拡大する場面があった。売り一巡後は先物に断続的な買いが流入して下げ幅を縮小。円がやや弱含んだことも支えになり、後場に入ると一時プラスに転じたが、上値は限られた。
個別では、14年3月期の利益予想を上方修正した日本通信 <9424> や新規受注などを明らかにしたダブル・スコープ <6619> が一時ストップ高。14年3月中間期業績予想を上方修正したACKグループ <2498> はストップ高配分された。14年3月期業績予想を上方修正した福井コンピュータホールディングス <9790> や、14年3月中間期の単体業績予想を上方修正した浜松ホトニクス <6965> も高い。国内証券が「強気」でカバレッジを開始したバリューコマース <2491> も急伸した。
半面、高級マンションの不具合で是正工事に着手と伝わった大成建設 <1801> は軟調。佐藤渡辺 <1807> などは前日大幅高の反動で利益確定売りが先行した。タカラバイオ <4974> 、カイオム・バイオサイエンス <4583> などバイオ関連株や、スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> 、ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> などゲーム関連株の一角も下落した。(編集担当:宮川子平)
25日の日経平均株価は前日比52円11銭安の1万4423円19銭と反落して取引を終えた。
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2014-03-25 15:00