[ベトナム株]相乗りサービス「グラブシェア」、ハノイでも展開

  シンガポールを本拠地として東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ社(Grab)のベトナム現地法人、グラブベトナム社(Grab Vietnam)は8日から、ハノイ市でライドシェア(相乗り)サービス「GrabShare(グラブシェア)」を展開している。これに先立ち、同社は5月にホーチミン市でも同サービスを開始した。   「GrabShare」の予約方法はタクシー配車サービス「GrabCar」と同じだが、運転手は同じルートで2件の予約を受けることができ、乗客は1台に相乗りすることになる。予約1件あたりの人数は最大2人、1回に相乗りする乗客数は最大4人となる。運賃は距離やニーズによって異なるが、「GrabCar」よりも最大で3割安くなる。   グラブベトナム社によると、同サービスにより、運転手は1つのルートで2件の予約を受けることになるため、収入を増やすことが可能だ。また、車両の稼動の効率化や、道路を走行する自家用車の台数の削減にも繋がると期待されている。   「GrabShare」は、シンガポールやフィリピン、マレーシア、インドネシアでも既に展開されており、ハノイ市は東南アジア地域で6都市目の展開となる。なお、1か国の2都市で同サービスが展開されるのはベトナムが初めて。   一方、スマートフォン向けタクシー配車・予約サービスを展開するウーバー社(Uber)も、米国や英国、カナダ、シンガポール、インドネシアで相乗りサービス「UberPool(ウーバープール)」を展開している。(情報提供:VERAC)
シンガポールを本拠地として東南アジア各国でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ社(Grab)のベトナム現地法人、グラブベトナム社(Grab Vietnam)は8日から、ハノイ市でライドシェア(相乗り)サービス「GrabShare(グラブシェア)」を展開している。これに先立ち、同社は5月にホーチミン市でも同サービスを開始した。
Economic
2017-06-12 17:00