<14日の注目銘柄>(1)=ヤーマン、小野薬、ペプチドリム

▽ヤーマン <6630>  17年4月期の連結業績は、売上高200億円(前期比22.4%増)、営業利益35.0億円(同3.4倍)。「通販部門」は、ショッピング専門チャンネル向けは苦戦したが、その他の販路がいずれも堅調に推移し、売上高46.6億円(同2.3%減)でセグメント利益は19.7億円(同43.9%増)。家電量販店、百貨店、バラエティショップ等に販売する「店販部門」は、家電量販店向け卸売事業が安定的に推移し、免税店向け卸売事業も好調を維持したことで売上高69.1億円(同58.3%増)、セグメント利益は30.9億円(同2.2倍)と大幅増収増益を達成。連結営業利益は従来予想を6.7億円超過した。    18年4月期については連結売上高207億円(前期比3.7%増)、営業利益36.7億円(同4.6%増)を計画。同時に17年10月31日を基準日に、1株につき10株の株式分割を行うと発表している。           ◆ ▽小野薬品工業 <4528>  上限500億円、2000万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.77%)の自社株買いを発表。取得期間は17年6月14日-同9月29日。資本効率の向上を図るとともに、総合的な株主還元策の一環として実施する。           ◆ ▽ペプチドリーム <4587>  これまで予測が著しく困難として開示していなかった17年6月期の非連結業績予想について、売上高のみ48億円(前期比10.9%増)になる見込みと発表した。同社は16年7月期の決算短信において、独自の創薬プラットフォームシステム「PDPS」の非独占的ライセンス許諾契約を新たに1件獲得することを目標としたが、16年7月に米ジェネンテック社と契約し、さらに17年6月には塩野義製薬 <4507> と契約することで、目標を上回る契約を獲得。また、同決算短信において、PDPSの非独占的ライセンス許諾契約の技術移行の目標を1件としていたが、17年5月に米リリー社、および米ジェネンテック社への技術移行が完了し、目標を上回る実績をあげることができたという。    同時に、17年6月30日を基準日として1株につき2株の株式分割を発表している。            ◆ ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <14日の注目銘柄>(1)=ヤーマン、小野薬、ペプチドリム
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2017-06-13 21:00